ギフト豆知識
絵本の歴史
絵本の歴史
子供の頃はみんな、お父さんやお母さんに絵本を読んでもらっていたと思います。絵本は子供が言葉を覚えるための道具であり、親子のコミュニケーションツールでもあります。お祝いのギフトとしても人気のある絵本の歴史を紹介したいと思います。
世界初の絵本
絵本の起源はいまだはっきりとした事実はわかっていませんが、1845年にドイツのハインリッヒ・ホフマンが出版した「もじゃもじゃペーター」という本が世界初の絵本と言われています。子供向けの絵本としては少しブラックな内容ですが、様々な言語に翻訳され、世界中の子供たちに読まれています。「もじゃもじゃペーター」の出版以降、ヨーロッパでは世界的に有名な絵本が多数出版され、ヨーロッパからアメリカへ多くの絵本が輸入されるようになりました。
日本の絵本
日本では、平安時代の絵巻物が絵本の起源とされています。代表的な絵巻物には、紫式部の「源氏物語」や清少納言の「枕草子」などの有名な作品があり、そのほとんどが大人向けの内容でした。子供向けの絵本として最初に出版されたのは、江戸時代の赤本です。赤本には桃太郎や猿蟹合戦などの昔ばなしが描かれており、当時の子供たちの娯楽になっていました。
進化した絵本
絵本は、絵と文字が描かれた本というのが一般的でしたが、時代と共に飛び出す絵本や型抜き絵本、布製絵本など様々なタイプの絵本が出版されるようになりました。進化した絵本の中で特に有名なのが、飛び出す絵本です。飛び出す絵本とはページを開くと折りたたまれていた紙が飛び出し、立体的にせり出してくる絵本の事です。
飛び出す絵本にすることで、絵の表現力が広がり、読んだ人に驚きと感動を与える事ができます。飛び出す絵本の構造は、ギフト用のカードにも使用されています。
絵本には長い歴史がありますが、今も昔も変わらず私たちにワクワク感やドキドキ感を与えてくれます。当店でオリジナルの絵本を作って、大切な人へプレゼントしてみませんか?オリジナルの絵本は、いつまでも記憶に残る大切なギフトになると思います。